実在会社員日記

面白かったものなど

#3 タコピーの原罪

 

 

ずっとSNSでタイトルはちらちら見たことはあって、気になって読んでみた。

上下巻の2巻で完結するので読みやすい。

 

あらすじは、ハッピー星から来たみんなをハッピーにしたいタコみたいな宇宙人が女の子と出会って、ハッピー道具を使いながら、ハッピーにする手助けをするって話

 

何かタコピーって名前の響きから結構ほんわか系かな?と思ってたけど、そんなことはなかった。そもそも単行本の表紙で女の子が泣いてる時点でお察しです。

タイトルの原罪も最後まで読むとそういうことかってなると思う。

 

2巻でうまいことまとめられてて、伏線というか物語が繋がっていくのが面白かった。結構残酷なシーンもあって心にくるところはあるけど・・・

読んだ後もいろいろと余韻が残る漫画でした。

 

出てくる子どもたちそれぞれ抱えてる家庭・学校の問題や悩みがあって、それが色んな角度から描かれてて、そこにタコピーっていう人間世界を全然分かっていない生物の視点があるのが面白い。

 

話の中でドクダミを頭につけてるシーンがあって、周りからなんでドクダミつけてんの?ってなるんだけど、そういえば小学生ながらドクダミは雑草の中でも区別できてたな。何でだろう。匂いが独特だったからかな。でも誰がこれはドクダミって言いだしてたんだろ。謎。全国共通認識?

逆にドクダミ以外の雑草、ほとんどわからない。都会の子や最近の小さい子は分かるのか?とふと気になったり。

 

作者のタイザン5って方は2020年に漫画を投稿して賞とって、早い段階でこのタコピーの原罪をジャンプ+で連載し始めたらしい。

今はアプリで連載してる漫画も多くて、連載できるチャンスは多いのかもしれないけど、母数が多い分、一読者としてはどの漫画を読んでいいのか悩む。

その中でもやっぱり面白い作品はこうやって話題になっていくんだろうなと思いました!

 

おやすみプンプンとか好きなので、読んでみてこの何ともいえない気持ちになるところとか含めて、結構好きな漫画でした。

 

 

以上